円卓会議4 ブレヒト『処置』から考える
TAGTAS/PROJECT2011 演劇と虐殺
TAGTAS/FORUM 円卓会議
TAGTASでは昨年からFORUMと円卓会議を開催してきた。学ぶこと、そして学び捨てることを行う場として劇場、演劇を示し、問題提起を関わる人々の中心に置き、各人が等距離の中で発言し、行動することを円卓会議の理想とした。FORUM、円卓会議では領域横断的に議論がなされることを重視し、実演家だけでなく、他ジャンルからの参加も常に呼びかけている。今回は、国家、社会、共同体を巡り議論が展開されるだろう。
円卓会議4
「ブレヒト『処置』から考える」 ※パフォーマンス有り
1月30日(日)15:00〜17:30 〈料金〉1000円(予約不要)
〈会場〉森下スタジオA
『処置』は「革命工作員たちが、同志であるひとりの若者を粛正したことの判断・是非を、全体に求める」という話であり、その内容から「すでに過去のもの」とされている。だが、果たしてそうか。個人と全体のどちらが尊重されるべきかという観点からすれば『処置』的問題は(米軍基地問題を典型として)喫緊の現在であり、世界基準では社会変革への行動はビビットな現実であり続けている。さらに「労働」について、『処置』にプラスするパフォーマンスから問題を提起したい。国境を越えた我彼の率直な意見交換を夢想する。
〈報告者〉山田 零(俳優・演出家 錦鯉タッタ)
〈実演者〉岩崎健太(俳優) 藤島かずみ(俳優) 山田 零
〈予約・問い合わせ〉tagtasproject2011@gmail.com
主催 TAGTAS
助成 公益財団法人セゾン文化財団